クラウド環境とハイブリッド環境のためのセキュリティソリューション

IDガバナンスと管理

One Identity Managerは、オンプレミス、ハイブリッド、またはクラウドを問わず、ユーザがAWSで必要とするデータやアプリケーションのみにアクセス権を付与することで、企業のデータとユーザの管理および保護、アップタイム要件の準拠、リスクの削減、およびコンプライアンスの順守を実現します。ユーザがアクセスできるデータとアプリケーションを制御するIdentity Managerは、最小特権/Zero Trustのセキュリティモデルを展開する鍵となります。Identity Managerは、役割、ルール、および権限を使用して、業務に必要なものだけにユーザがアクセスできるようにします。

One Identity Managerは、AWS Identity and Access Management（IAM）にIGA機能を提供します。SCIMベースのStarling Connectサービスとの連携により、組織はAWSユーザおよびグループを作成し、それらのユーザとグループに対してガバナンスポリシーを設定できます。One Identity ManagerはAWS Cognitoにも同じ機能を提供することで、組織の開発環境を保護します。

アクセス管理

OneLoginのクラウドベースのアクセス管理ソリューションは、ワークロードを移行する場合でもクラウドネイティブアプリケーションを構築する場合でも、クラウド統合（AWSが提供するリソースを含む）を安全に加速します。OneLoginなら、従業員、顧客、パートナーのすべてのデジタルIDをシームレスに管理できます。すべての重要なアプリケーションに対して、安全なシングルサインオン（SSO）、リスクベースの多要素認証（MFA）、ユーザプロビジョニングとプロビジョニング解除を使用して、クラウドのセットアップを簡素化し、企業データを保護できます。

特権アクセス管理

One Identity SafeguardをAWSクラウド環境に統合して、高度な特権アクセス管理（PAM）機能を活用できます。中小企業向けに特別に調整されており、ライセンス持ち込み（BYOD: Bring-your-Own-License）モデルで運用され、オンプレミスとクラウドの両方のインフラで特権ユーザアクティビティをシームレスに監査することができます。

Safeguard for Privileged Passwordsは、AWSユーザ認証情報の安全な管理を保証し、全体的なセキュリティ対策を強化します。一方、Safeguard for Privileged Sessionsは、管理アクセスに対する新たなレベルの制御を導入し、クラウドのセキュリティ体制を強化します。

• Safeguard for Privileged Passwordsは、AWSユーザの資格情報を安全に管理できます。
• Safeguard for Privileged Sessionsは、管理者アクセスに対する新たなレベルの制御を実現し、クラウドセキュリティを強化します。

Active Directoryの管理

クラウド対応のソリューションであるOne Identity Active Rolesにより、AWSにおけるハイブリッドActive DirectoryのADアカウントのライフサイクル管理が簡素化されます。Active Rolesは役割ベースの委任による、ユーザおよびグループ運営のディレクトリ管理とセキュリティ確保を向上させます。ADのAWSへの移行は、Active Rolesにより簡素化され、データの一貫性の確保に役立ちます。Active Rolesによって、ハイブリッドAD環境でのゼロスタンディング特権の達成が可能になります。